ルーズストップ処理(樹脂コーティング)



ルーズストップ処理は、防錆性能を向上させるためにリン酸塩系皮膜処理を行った後、エポキシ樹脂系の被膜を生成させるコーティング処理です。

特徴

製品の防錆・耐食性能を向上させる。また、ボルトの緩み・電触性能を抑制させる効果があります。

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処理方法

  •  リン酸塩皮膜処理+エポキシ系樹脂コーティング

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耐食性試験方法

  1.  試験方法
    • 試験材に①ルーズストップ処理 ②ラストステイ処理 ③亜鉛メッキ処理 ④ダクロ処理を施し、塩水噴霧試験を行う。
  2. 試験条件
    • 下記の条件により試験を行い、100時間毎に目視確認。
    • 条件:食塩水濃度(5±1%)・PH(6.5~7.2)・試験室温度(35±2℃)

耐食性試験結果

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塩水噴霧試験 試験材:テストピース(SPCC)

試験前

5%SST100時間

5%SST200時間

5%SST500時間

5%SST1000時間

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