パプロエコート(アルミ・亜鉛合金製品)


パプロエコート(アルミ・亜鉛合金製品) (一般塗装・固体潤滑剤塗装下地用 ノンクロム処理)
アルミニウムや亜鉛合金に対する防錆及び塗装下地処理には、これまで 6価クロムを含有するクロメート処理が幅広く使用されてきました。(表1・参照)
しかしながら近年、欧州を中心とした環境規制に伴い6価クロムを皮膜中に含まない処理が求められております。当社では要求性能に応じたパプロエコートプロセスを推奨しております。
本システムは、アルミニウムや亜鉛合金製品に、高い美観性・耐食性能・塗膜密着性能・潤滑性能・親水性能などの高機能性を与え、ノンクロム化成皮膜処理を基本とした、環境に優しい表面処理システムです。自動車・自動二輪・建築・土木インフラ・家電・電子機器など、各種ニーズに下地処理から塗装処理、後処理まで多様な組み合わせが可能です。

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表1.クロム酸クロメート(従来プロセス)

表2・パプロエコートプロセス

表3・パプロエコートプロセス性能評価(塩水噴霧試験・錆発生割合)

※サイクル試験は1サイクル8時間噴霧16時間休止

表4・パプロエコートプロセス性能評価(塗膜密着性試験)

表5・アルミ用裸耐食性能(5%塩水噴霧試験)