パプロスライド(リン酸マンガン化成皮膜処理)


パプロスライド(りん酸マンガン化成皮膜処理) (旧称:パルホスM処理・リューブライト処理)は,摺動部分のエネルギ-ロスを減らし,省エネ・省コストを目指した環境にやさしい表面処理システムです。
浸漬法により、鉄鋼表面に厚さ1~15μm(薄膜系は1~5μm、厚膜系は5~15μm)の比較的薄いリン酸マンガン系の不溶解性皮膜を生成させ、鉄鋼の防錆、耐摩耗など多目的に利用されています。

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特色

  • 耐摩耗性に優れ、圧力による応力を減少させ潤滑作用を大きくします。
  • 油の吸収性、保持性が良く、従って回転、摺動する部分の焼き付き、カジリ等を防ぐことができます。
  • 機械仕上り面の削り目を消すので、回転摺動部分の初期なじみを良くします。

目的に応じる用途部品

耐加重性能比較


無機質の微細結晶性りん酸マンガン化成皮膜処理などを利用した低摩擦化、耐摩耗性向上の省エネ・軽量化機能性表面処理が可能となります。

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