パプロフォージ(塑性加工用潤滑処理)
本処理は化成処理後、石けん系潤滑と反応させて、中間層に金属石けんを生成させる処理(パプロフォージ処理)を行います。この金属石けんの低い摩擦係数、耐熱性、耐圧力により優れた潤滑性を示し、鉄鋼の伸線、伸管、冷間鍛造等の場合、ダイスの摩耗の減少や加工速度の増加、プレス傷の防止等多くの利点があります。
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特色
- 形成される層が化学的な結合によって形成されている為、相当な加工にも耐える潤滑層を確保できます。
- 化成皮膜と金属石けんとの組合わせにより、非常に低い摩擦係数を確保できます。